GW限定『花よりだんご ウオ!』 おたる水族館

 ゴールデンウイークが始まったおたる水族館(祝津2)では、道内各地から多くの来館者が訪れ、朝から多くの家族連れが魚達やショーを楽しんでいる。
dangowho1.jpg GW期間中の4月27日(土)から5月6日(月)まで期間限定で、子どもの日にちなみ「花よりだんご ウオ!」と題して、ダンゴウオ科のフウセンウオ・ナメダンゴ・コンペイトウ・ホテイウオの4種類の子ども達を、各3〜10の固体をひとつの水槽に区切って入れ、館内1階ほのぼのプール前で一堂に展示している。その可愛らしい姿に、来場者は興味を示していた。
 10種類ほどあるダンゴウウオ科の内、フウセンウオとホテイウオは以前からふ化させていたが、ナメダンゴ、コンペイトウを卵から育て、今年4月に相次いでふ化に成功。、この2個体においては同館では初めて。多くの来館者に興味を持ってもらおうと展示した。
 フウセンウオは、2012年8月にふ化し、2cmに成長したものを展示。ナメダンゴは、2013年4月にふ化し5mmと小さい。北海道、青森、サハリン周辺に分布。下顎腹部は骨質コブ状の突起で被われている。コンペイトウは、2013年4月にふ化し体長1cm。日本海、北海道周辺からアラスカ湾に分布。下顎腹部は骨質コブ状突起に被われ、お菓子のコンペイトウが名前の由来となっている。dangowho2.jpg
 同館でお馴染みのホテイウオは、2013年3月にふ化し5~7mm。4種類とも愛らしい顔立ちで、見つめる程癒される。フウセンウオはイサザアミを与え、他にはアルテミアを成長に合わせて与え、よく見ると餌が体に入っているのが見えたり、小さいながら懸命に生きる生命力を感じさせる。
 飼育部魚類飼育課の折笠光希仔飼育係は、「期間限定なので、沢山に方に見ていただきたい。小さい魚達に癒されてください」と話した。
 旭川から来館した家族連れは、「小さくて可愛い。これから館内で行われるショーを楽しみたい」と話した。
 5月5日(日)のこどもの日は、小学生以下入館無料で、開催中の特別展「深海生物タッチイベント」では、オオグソクムシにニチリンヒトデを追加で開催。
 ゴールデンウィークの営業について
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