北照高"テレビ応援会" 初戦突破に歓声!

 第85回選抜高校野球大会(22日開幕)3日目第2試合に出場の北照高校を応援しようと、3月24日(日)11:30に、本校2階大会議室で「テレビ応援会」が開かれた。
 小樽リトルシニア球団員や選手父兄、市民ら40名が集まり、熱い応援が飛び交う中、春大会初出場の三重菰野高校を7対0で完封勝利し、歓声が沸き起こった。
 会場には特設スクリーンを設置し、テレビ中継を観戦。参加者は、学校から配布されたお揃いの帽子を被り、タオルを首に巻き、スティックバルーンを鳴らして応援した。昨年春の選抜では初戦敗退だったため、何としてでも勝利をと熱のこもった応援会となった。
0324hokusyo.jpg 北照高は、2年連続5回目の出場に対し、対戦相手菰野高校は夏の大会は2度出場しているが春の大会は初出場。
 サウスポー同士の大串投手(北照)と山中投手(菰野)が、打線をどう抑えるかが見所となった。
 先攻の北照は、2回から7回まで先頭バッターが出塁。3回に1点を先制。一方、菰野は、3回裏三者凡退、ここまで7人のバッターがヒットなしとなった。
 北照は、5回に五十嵐、吉田の連打で追加点。6回には、吉田がフォアボールで出塁し満塁となり追加点のチャンス。小畑と富田のタイムリーヒットで4点追加。この裏、菰野は、先頭バッターが出塁し、初めての連打となるが得点にならず、チャンスが活かせなかった。北照は8回にも1点追加し、15安打の7得点。大串投手は菰野打線を8安打完封し、初戦を突破した。出場した遠軽・北照の北海道勢2校が、共に初戦を突破したのは24年ぶりとなった。
 同校・田中基裕教頭は、「北海道の代表として、夢の舞台で堂々としていた。遠軽も勝利を収め、共に勝ち進んでもらいたい。落ち着いていて普段通りに試合が出来たと思う」と話した。
 一番前で観戦していた小樽リトルシニア球団所属の奥沢小6年生の田島璃大君は、「沢山得点を取り、良いピッチングで凄かった。チーム一丸となって戦っていた。是非優勝してもらいたい。僕も甲子園へ行って野球をしたい」と勝利を喜んでいた。
 北照高校は、29日(金)9:00から、鹿児島の尚志館とベスト8をかけて対戦する。