木で作る鳥や人形の世界 "The Carving 展" (2013/03/13)

carvingten.jpg 木を素材に、鳥や人をリアルに作品にした「The Carving 展」が、3月13日(火)から17日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリーで開催中だ。50点の作品を展示し、多くの来場者の目を楽しませている。

 作品展を開催する佐藤友保さんは小樽在住の会社員。18年前の小中学校工作・絵画展を訪れた際、中学生の作品の木で作ったバードカービングに出会い、さっそく彫刻刀を買い、家にあった建材を材料に、見よう見まねで作り始めた。

 バードカービングは、もともとカモ猟の「おとり」の道具用に、野鳥がリアルに表現されたもの。その後、工芸品が作られ「バードカービング」と呼ばれるようになった。使用する木の種類は、日本産ではシナ・カツラ・ホオなどで、外国産では、ジェルトン・チペロが軽く一般的に使われている。切り出しナイフや彫刻刀、電動工具を使い、アクリル絵の具で彩色する。

 佐藤さんは、様々な野鳥を作り、長橋なえぼ公園にある森の自然館へ寄贈している。なえぼの鳥達のアカゲラ・ミヤマカケス・シジュウカラ・ヤマガラなどを本物そっくりに仕上げ、森の自然館を訪れた人々を楽しませている。現在、同館は冬期休館中のため、鳥達を借りて会場に展示した。

 また、人物も同じ方法でリアルに作り上げている。第1作品を、2007年8月、友人のヘアースタイリストの伊藤昇二さんをモデルに人形にした。作りたい人物を良く観察し写真に収め、特徴を捉えそっくりに仕上げている。後姿も重要でその人物の特徴をできるだけ多く表現し、肩の下がり具合や頭の格好、ズボンの皺まで、細かく観察し作り上げている。1体24~28.5cm。まさに同一人物のミニチュア版。1体を完成させるまで80時間以上かかる作品ばかり。2作目は父親を作り、母親、妻、義理の父や母など次々に身内を人形にした。伊藤昇二さんの父、人力車の俥夫や、ピアニストの野瀬さんなどの人形も展示している。展示方法にも工夫を凝らし、人形をぐるりと回せるように展示し、作品となった人物の写真を回りに掲示、どれだけ似ているかが分かり、見る人を楽しませている。

 モデルとなった伊藤さんは、「作品を見て感動しすごいと思った。頭の形、背中の感じもそっくり、家族もびっくりしている。ただの木彫りじゃなく、気持ちが入り、温かい思いが作品に感じる。最初に握手をしたのがきっかけで輪が広がり、作品が鳥から人物へのきっかけとなった」と話した。

 佐藤さんは、「最初は趣味で個展なんてと思っていたが、作品を見たいと思ってくれる人がいると言われた。バードカービング展を見た時に、個展を開催したいと思ったこともあり、本格的に開催でき嬉しく思う。子どもの作品展がきっかけで、18年前に感じた感動を、この作品展を見に来てくれた多くの人にも、同じような気持ちを味わってもらえればと思う」と話した。佐藤さんが完成した作品は、寄贈したり、モデルとなった友人へプレゼントしているという。

 The Carving 展 市立小樽美術館1階市民ギャラリー
 3月13日(火)~17日(日)9:30~17:00(最終日〜16:00) 入場無料

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