出会いを求め"雪や婚コン" 雪あかりの路の最終日


 雪あかりの路最終日の2月17日(日)、街コンの「雪や婚コン」が、サンモール一番街で開催された。
yukiyakon2.jpg 昨年大変好評だった男女交流イベントで、今年は16:00から受付を開始。16:30にスタートし、雪あかりのフィナーレを飾った。主催は3商店街雪あかりの路実行委員会(石山和則実行委員長)。
 雪あかりの路期間中、来樽している観光客や市民に対して、商店街とその周辺の魅力を紹介し、売り上げ増を狙いたいと、小樽商科大学大津ゼミ生や小樽笑店、翔楽舞の約50名の学生が中心となり、企画運営に携わっている。
 4年前から花銀通りに雪あかりのワックスボールを設置したり、16日(土)は、都通り商店街イベントで、子ども向けに「たるわらんど」を行い、商店街を盛り上げている。
 「雪や婚コン」は、雪あかりの路へ1人では行きづらいイメージから、実際にめでたくカップルとなり、雪あかりの路を楽しんでもらおうと開催。コンパの「コン」の意味も含めて、男女が気軽に参加してもらおうと昨年から企画し、今年はバレンタインデーのリベンジも含めて開かれた。
 小樽、札幌、後志管内から20~60代の男女約90名が参加し、昨年に続き、大盛り上がりとなった。参加者は、カスタムロード、Bozeの2件の会場に分散し交流した。1時間経過したあたりで男性だけが店を移動。メンバーを交替し、新たに交流した。2時間飲み放題で、酒を飲みながら出会いを求めて楽しんだ。各店舗には商大生スタッフが司会を担当し、ゲームなどで会場を盛り上げた。
yukiyakon1.jpg カスタムロードでは、男女が入り混じって座り、マスターのマジックもあり、初めて出会う人と話をしたり、交流を楽しんだ。Bozeでは、立ち飲み形式で簡単な自己紹介をしたりして盛り上がりを見せた。18:30から再びサンモール一番街へ戻り、告白タイムが行われた。
 市内から参加の30代男性は、「初めての参加で、意外と年代がバラバラでみんな楽しそうだ。カップルというより、交流を持ちながら楽しみたい」と話した。
 同実行委員会の岡田嘉廣さんは、「一時は女性の方が申し込みが多く、最終的には女性50人に男性40人が参加している。草食男子、がんばれ!と応援している。参加者も多く、会場は盛り上がり、今後も続けていきたい」と話した。
 2月8日から10日間の日程で行われた「小樽雪あかりの路」では、白い雪の中にやさしく揺れるろうそくのあかりが、多くの参加者を癒していたが、期間中には、様々なイベントも企画され実行された。
 2013年の雪あかりの路のイベントは、この「雪や婚コン」が最後となり、参加者の笑顔とともに幕を閉じた。