小樽運河のはす葉氷 夜景で散策


 今年に入ってマイナス気温の真冬日が続き、小樽でも1月8日より、冬の風物詩「運河のはす葉氷」が見られ、市民や観光客を楽しませている。
 1月16日(水)19:00過ぎの運河は、月齢4.6の月が南西の空に見える晴れた穏やかな夜。気温は−6℃の真冬日。運河の氷は、浅草橋付近では、わずかには解けているが、中央橋付近までは、氷が張った状態となっている。形の良いはす葉氷とは言えないが、真冬の運河散策には良い夜景日和となっていた。
 氷が解けてしまったわずかな水面には、3羽のカルガモが元気に潜ったりしている様子が見られた。この時期の夜の運河は、観光客はまばらで、数組の家族が楽しそうに運河をバックに記念撮影していたが、昼間の賑やかさはない。
 2月8日から始まる「小樽雪あかりの路」へ向けて、これから慌ただしく準備が始まるが、この時期のひっそりとした運河を散策してみるのも一興だ。