雲の切れ間から初日の出 小樽で観測


0101sunrise.jpg 小樽の2013年新年の幕開けは、雪が降るあいにくの天候となったが、雲の切れ間から僅かに太陽が顔を出し、初日の出を拝むことが出来た。
 小樽の日の出時刻は7:07。色内埠頭では、市内の中学3年生が、初日の出を見ようと雪の降る中、寒さに凍えながら、6:20分頃から待機していた。石狩湾上空は、厚い雲に覆われていた。友達4人で、龍宮神社へ参拝し、その後、ここ色内埠頭へ来た。

 「初日の出を拝み、高校合格祈願をしたい。雲が多くて残念」と話した。しかし、日の出時刻になると、僅かに朝焼けとなり、太陽の姿が現れる気配も少しあったが、厳しい状況と判断して、残念そうに帰って行った。
 小樽で太陽が顔を出したのは7:40頃。北防波堤で、雲の切れ間からの初日の出を眺めることが出来た。わずか数分でまた雲に隠れてしまった。

色内埠頭
北防波堤
祝津パノラマ展望台
祝津パノラマ展望台

 その後、祝津パノラマ展望台では、日の出を見に来た人は誰もいなかったが、はっきりと太陽を拝むことが出来た。
 小樽の新たな年の幕開けの初日の出は、雪模様の厳しい状況ではあったが、僅かな時間観測することが出来た。
 気象庁予報部1月1日4:26に、「北海道日本海側では、1日は雪を伴って非常に強い風が吹き、暴風雪の所がある。猛吹雪による交通障害に警戒。北日本側で、1日朝にかけて高波にも警戒が必要」と発表している。