第3ふ頭 既存倉庫の移転検討 市議会代表質問


council1210.jpg 小樽市議会の第4回定例会の代表質問が、10日(月)に、本会議場で行われた。
 代表質問には、共産党・中島麗子、自民党・鈴木喜明の2氏が立ち、財政問題や平成25年度予算編成、介護保険、生活保護、第3号ふ頭基部の考え方などについて質問した。
 鈴木氏が、第3号ふ頭基部の考え方について質したのに対し、中松義治市長は、「策定委員会で、既存倉庫の移転について意見が出されている。年度末までに港湾の再開発計画をまとめたいと思っているが、市の計画に位置付け、段階的に進めたい。財政の確保も検討しなければならないが、クルーズ振興を考える上で、多いに期待しているので、積極的に取り組みたい」と答弁した。
 また、2氏が、平成25年度予算編成について質したのに対し、市長は「重点施策として、雇用の確保と安心安全の確保から防災事業に取り組み、真の財政再建に向けて努力したい」と答えた。
 この日の質疑で、中松市長は「左足にしびれがある」として、登壇せず、自席で着席したまま答弁を行った。関係者は「膀胱がん手術の後遺症とみられるが、あまり無理をしない方が良いのではないか」と気遣っていた。