家計簿で生活を見直す! 小樽友の会『家事家計講習会』


kakeibo1.jpg 家事家計講習会が、11月13日(火)10:00から、小樽友の家(緑2)を会場に開かれ、主婦を中心に52名が参加した。
 主催した小樽友の会は、昭和7年に発足し、余市から銭函まで129名の会員で1週間に1度集まり、家庭生活をより良いものにするために学び合っている。毎年この時期に、1年を振り返り来年をどう暮すか講習会を開いている。
 2012年家事家計スローガンは、「暮らしを変えれば未来が変わる スタート地点は我が家の家計」としている。小樽友の家を会場に3日間開き、銭函、余市でも開催している。
 講習会は、「大切にしたいことを予算に込めてー50代の家計ー」「暮らしダイエット!夢のマイホームに向けてー30代4人家族」「手作り肉団子 あると安心美味しいストック」の3本立てで開かれた。
 はじめに、会員の佐々木さん(57)が家計簿記録を紹介。「子どもが小さい頃は、習い事を見直したり、1年間を振り返り、いくら足りないかを調べ、妻も仕事へ出た。子ども3人の教育が終わり、夫の退職。現在は、夫婦ともに退職し、高齢の両親を支えている。家計簿をつけていく中で、節約や節電などを見直すことができる。家計簿をつけて25年、現金が合わない苦労もあったが、人生の節目に不安にならず、家計簿の数字を見ながら、予算を立てることができた。健康に役立て、少しでも必要とされる力を出していきたい」と話した。
 板野さんは、昨年入会し、10月から家計簿をつけ、我が家の実態を知り、夢のマイホームへ向けての家計簿を紹介した。「結婚4年目、3歳と1歳の女の子の4人家族。週末の外食や水道料金も多く、娯楽費、タクシー利用と無駄が多いことを発見。ありのままをつけた家計簿から、生活の甘さに気づき、気を引き締め、新しい生活のスタートに家族みんな頑張っていきたい」と話した。
kakeibo2.jpg 手作り肉だんごの作り方も紹介し、「まとめて作り、冷凍保存すると便利。1個20gの団子にした場合、大人は3つ分でハンバーグに、5歳の子どもには2つ分で。シュウマイ、酢豚風、甘辛煮、クリームシチュー、煮物などいろいろな調理方法を紹介し、限られた予算の中で、材料の分かる安心で安全なものを我が家の味で調理し、食事を豊かにしてもらいたい」と話した。
 参加した40歳代の女性は、「小樽の雰囲気は、みんなが団結していて羨ましい。料理講習も楽しみに参加。毎回、大変勉強になる。栄養を考え、手軽に作られる」と感想を話した。
 古崎総リーダーは、「家計簿は、貯蓄するだけのためにつけるのではなく、生活を見直すためにつけてもらいたい。つけることによって、エコ生活の裏付けとなり、気づくことが多くある。社会を良くしていくことに繋がっていることを意識して、家計を健全にし、社会が良くなることを願っている」と話した。
 次回は、11月15日(木)10:00から、同会場で開催。塩麹を使った料理も紹介する。
 問合せ:0134-23-0923 小樽友の会(月・水・木・金9:30〜15:00)
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