メッセージツリー点灯式 小樽ロンクリ2012〜Final 開催

 小樽ロングクリスマス2012~Final「メッセージツリー点灯式」が、11月11日(日)17:00から、運河プラザ(色内2)で開催された。
 今年で8回目を迎えたが、今回がファイナルとなる。会場では、関係者や観光客などが集まり、照明が落とされた中でメッセージツリーを囲み、点灯式を見守った。小樽の限定キャラクター「おたる運がっぱ」も登場し、会場の人気物となっていた。
longXmas1.jpg 社団法人小樽観光協会・谷口美津江会長は、「運河プラザをメイン会場として、過去に飾られた3,792名の熱い思いのメッセージを預かっている。今年も熱い思いのメッセージを預かり、楽しんで頂きたい。イベント浮き玉ツリーも大変幻想的で寒さを忘れさせてくれる。ぜひ鑑賞してもらいたい。期間中の大イベントとして12月22日~24日、”Christmas Story 冬の流星〜満天の星空を描く、小樽運河に願いを込めて”と題して、冬の小樽運河に光の球を浮かべる、北海道初の試みで素敵な思い出を作ってもらいたい。45日間の開催なので、ゆっくりと楽しんでもらいたい。今年はファイナルとなり、心からありがとうと申し上げたい」と挨拶した。
 メッセージツリーの点灯式では、愛知県から来樽したカップル、田中幸一さん(36)と山本彩さん(32)が、ミニメッセージツリーにメッセージを書き、赤い絨毯を進み、点灯と共に、ミニツリーを飾ると、会場は温かい拍手に包まれた。ロマンチックなパプニングに、2人は戸惑いを見せたが、田中さんは「頭が真っ白でこんなことになるとは思わなかった。綺麗です」と話し、山本さんは「小樽はロマンチックなイメージがあって旅行に選び、イメージ通りだった。イベントに参加して驚き、ガラスのツリーを見て小樽っぽくていいな!と思った」と笑顔で話した。ミニメッセージツリーには、「ずっと仲良くしようね!」と書いたという。
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 その後、運河プラザ前庭で、浮き玉約300個を並べた高さ5mの浮き玉ツリーへの点灯式も行われた。電飾をほどこしたツリーは、ロマンチックな小樽の町を印象づけていた。同ショップでは、クリスマスグッズが並び、ガラス細工やクリスマスカードなどを販売し、一足早く、クリスマスムードに包まれていた。
 JR小樽駅エントランスホールを会場に、市内11工房によるガラスアート展示会も2年ぶりに11日から開催され、各工房の特色を活かしたガラス作品が、訪れる人々を楽しませていた。