写真愛好家フォートピア6人会 「四季彩々」作品展


photopier1.jpg 第3回フォートピア6人会作品展が、11月5日(月)から15日(木)まで、北海道新聞小樽支社(稲穂2)1階「おあしす」で開かれている。
 昨年3月に市立小樽図書館(花園5)で第1回目を開き、その年の秋に2回目を開催。今回は3回目となった。
 テーマを”四季彩々”とし、会員6名が、撮影会やそれぞれに写した自信作5点を持ち寄り、計30点を展示している。
 「フォートピア」(太田照二代表世話人)とは、フォート(写真)と、ユートピア(理想郷)を組み合わせた造語。平均年齢70歳以上の6名の会員は、北海道写真協会小樽支部の会員も兼ねており、各フォトコンテスト入賞常連者や写歴が長いベテラン揃い。
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 道内での撮影ツアーを行い、楽しみながら作品づくりをしいている。今年も春には松前や五稜郭、福島町へ。秋には、歌志内炭鉱他、炭鉱巡りをしている。炭鉱巡り中、会員全員で記念撮影したものも会場に展示し、顔ぶれを紹介している。
 写歴が長い分、6人それぞれが、道内各地の撮影スポットの撮影時期や時間帯など、経験から得た情報を共有している。樽前ガローでの撮影は、水温と気温との差を考え、朝の時間帯が良く、幻想的な光芒を作り出すという。
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 紅露雅之さんは「6人が同じ所を撮影しても、違う作品となり勉強になる。写真ソフトの使い方などの情報交換をし合う。道東に詳しい会員から良い撮影場所の知恵を出してもらう。出歩かなければ、良いシャッターチャンスには遭遇できないと感じている」と話した。
 「今後、厳しい冬となるが寒さに負けず、荒れる11月の積丹や、年明けには大雪の雪渓を写真に収めたい」と意欲を燃やしていた。
 第3回フォートピア作品展 11月5日(月)〜15日(木)10:00〜17:00(最終日〜16:30)