マリンホールに響くハーミニー!小樽少年少女合唱団定期演奏会



 第35回小樽少年少女合唱団定期演奏会が、10月13日(土)13:30から、小樽市民センターマリンホール(色内2)で開かれ、少年少女の澄み切った歌声が響き渡り、会場を埋め尽くした人々は午後のひと時を楽しんだ。主催はだいどうファミリーコール。
 だいどうファミリーコール(大道恒雄団長)では、9月に入団した団員を含め、小学3年生から高校3年生まで、女子21名と男子1名の22名が団員。毎週土曜日の13:00から15:00まで、稲穂小学校音楽室に集まって練習に励げみ、その成果を発表した。
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 プログラムは、5つのステージに分れ、大道団長と鈴木久司氏が指揮、村上由紀子氏と柴野正子氏がピアノ伴奏を務めた。2ステージでは、女声コーラスひまわり(西澤弓代表 )が賛助出演し、会場を盛り上げた。3ステージは子ども達だけで選曲し、独自で作り上げたのびのびとしたステージを披露。
 5ステージフィナーレ前には、花束の贈呈が行われ、大道氏は「沢山の方々に来ていただき嬉しく思う。演奏会は沢山のエネルギーが必要で、35年前から開かれ、小樽ライオンズクラブや小樽教育委員会、いろいろな方々の力添えに感謝している。
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大事なことは、みんな歌が好きで、好きな者が集まり、ただ歌うだけではなく、人間としての礼儀や思いやり、頑張ることを培うようにしている。日々、子ども達に助けられている。練習時間が短くて大変だったが、好きな道なので続けたい。子ども達が少なくなったことが一番の悩み。多くの方の参加にご協力をお願いする」と話した。
 フィナーレは、「さようならみなさま」を合唱し、ペンライトを振って幕が閉じ、会場は、大きな拍手に包まれた。
 以前団員だったという札幌から来た女性は、「小学3年生から中学3年生まで入団し、退団して20年以上経つ。先生達も変わらず、フィナーレの歌もエンディングも入団していた頃と同じで感動した。ペンライトを照らしての終わり方も懐かしく思い出された。歌も素晴らしかった。大道先生には、何十年先も頑張ってもらいたい」と話した。
 今後の予定は、11月3日(土)の小樽市文化祭に出演、10日(土)は、第115回市民合唱祭出演を予定している。
 団員募集のお知らせ
 会場:稲穂小学校音楽室
 日時:毎週土曜日13:00〜15:00
 会費:月2,000円
 申込・連絡先:0134-25-2885 小樽少年少女合唱団・大道恒雄団長