安全・安心なまちづくりの日 サンモール1番街に150人


safetyarea1.jpg 安全・安心なまちづくりの日 市民の集いが、10月11日(木)15:00より、サンモール1番街(稲穂1・ニュー三幸前)で開かれた。激しい雨が降ったり止んだりのあいにくの天候の中、小樽市長他、小樽警察署・小樽警察署少年補導員・地域交通安全推進委員など7団体と各町会員等150名が参加した。
 10月11日(木)から20日(土)までの10日間、「平成24年度全国地域安全運動」が行われている。安全・安心なまちづくりの気運を高め、人と地域と社会の絆を強めることを目的としている。主催は小樽市防犯協会連合会(石井正己会長)。
 開催に先立ち、新川英夫氏の平成24年度全国防犯功労者・銅賞の伝達式が行われ、小樽警察署山本誠也署長から、小樽市立稲穂小学校2年生の村上倫君と大口和奏さんに、1日警察官委嘱状が渡された。
 小樽市防犯協会連合会・石井正己会長は、「安心・安全なまちづくりに対して日頃から地域に根ざした活動、交通安全活動に感謝する。9月に防犯ポスターを公募し、自動販売機にポスターを設置し、子どもから大人へのメッセージを出した。今後、身近に起こる犯罪防止に必ず役に立つ。地域に根ざした活動を広め、今後強く進めることが大切。小樽防犯協会連合会としてできる限りの支援をしていく。関係機関の協力で防犯活動を継続し、安心・安全なまちづくりに努力してまいりたい」と話した。
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 山本警察署長は、「運動期間初日に市民の集いが開催され敬意を表する。ここ数年、全国的にも犯罪が減少傾向にある。小樽の9月末までの犯罪発生件数は611件、前年より114件少なく、16%減少となった。これは、小樽市民の皆さんをはじめ関係機関、団体の三位一体となった取り組みの成果である。しかし、昨日は空き巣が2件起こった。侵入、忍び込み、女性につきまとうなど、子どもや女性が被害に遭う前兆事案やお年寄り被害の振込め詐欺など、市民が不安になる犯罪の発生が後を絶たない。警察署としては、制服警察官を街頭に出して、街頭活動を強化し、犯罪の検挙と未然の防止に努め、市民との連携を図り、安心安全に暮せるよう努めたい」と話した。
 自主防犯ボランティア団体連絡協議会・鏡八郎会長と1日警察官2名が、地域安全宣言をした。鏡会長は「小樽市民は、安心・安全に暮せる町の実現を願っている。みんなの手で守ってゆく、関係機関と協働し、犯罪や交通事故のない町にするために気持ちをひとつにして活動する決意である。安全で安心な町小樽の実現のために代表して宣言する」と述べ、1日警察官の村上君と大口さんは、「ぼくたち、私たちも犯罪が起きないように、被害に遭わないように頑張ります」と声を揃えて宣言した。その後、おたる潮太鼓保存会による打演ののち閉会した。