ドクターヘリ離着陸訓練 第3号ふ頭多目的広場



 道央ドクターヘリ(基地病院:医療法人渓仁会手稲渓仁会)の離着陸訓練が、10月10日(水)16:00より、第3号ふ頭多目的広場(港町5番・小樽地方合同庁舎向い)で行われた。
doctorheli1.jpg 9月4日に初めて、同広場でドクターヘリの離着陸が行われたのがきっかけとなり、離着陸訓練が行われることとなった。広場の面積は4,500㎡、全面アスファルト舗装。ヘリコプターでの離着陸では砂塵の影響があり、市内中心部でのアスファルトの離着陸場所はここだけとなる。
 当初、15:00を予定していたが、緊急出動が発生したため、1時間遅れで実施された。産業港湾部港湾室職員と小樽市消防本部隊員や市民が見守る中、ドクターヘリが上空を旋回し、強い風と、ごう音をたてながら、無事に着陸した。
doctorheli2.jpg 道央ドクターヘリの出動時には、機長・整備士・医師と看護師の4名が1グループとして搭乗し、要請からわずか数分で基地病院を離陸している。風向きで到着時間が変わるが、本日は東からの追い風の中、手稲渓仁会病院から同多目的広場まで9分で到着した。その後、ヘリコプター内部を見学した。
 今年のドクターヘリの出動件数は19件。小樽でのランデブーポイント(地域の協力を得て確保された救急ヘリの離着陸場)として、花園公園グランド、平磯公園、色内埠頭公園など、16ヶ所を指定しているが、色内埠頭公園を使用する場合が多い。これ以外の場所でもヘリコプターの判断で着陸できる。
 「離着陸がスムーズでヘリコプターの内部も見ることができた。貴重な体験となった」と関係者は話していた。
 手稲渓仁会病院HPドクターヘリ