日頃の学習成果を発表 老壮大学作品展

 小樽市老壮大学(中松義治学長)では、第35回小樽市老壮大学作品展示会を、産業会館(稲穂2)2階で、9月12日(水)から23日(日)まで開いている。
 毎年この時期、各学科ごとに日頃の学習成果を発表している。書道科かな1・2、園芸科、水彩科1・2のA班は、9月12日(水)〜16日(日)で、すでに終了してるが、書道科漢字1・2・3、俳句科、絵手紙科、盆栽サークル、版画サークルのB班は、9月19日(水)〜23日(日)で、総計245名の336点を展示。
 俳句科では16点を展示し、日常生活を句にした作品が多い。書道科漢字は、どれも力作で、道展や市展で活躍している人も多い。絵手紙科は人気の教室で、ハガキや巻紙、扇面に心を込めて描いた作品60点を展示。花や野菜をハガキいっぱいに描いたものや、春夏秋冬の移り変わりを作品に表現したもの、旬の野菜、くだもの、花々へのその時に感じた思いを作品にしている。展示している作品からは、作者が楽しみながら作品を描いている様子が伝わってくる。
 絵手紙を始めて10年、週2回絵手紙科で学んでいる田川秀子さんは、「楽しく描いている。絵手紙を始めて、花を観察するようになり、良い言葉が思いつくとメモをとるようになった。教室では、送る相手を思って描き、送られた人からは大変喜ばれている」と話した。
 老荘大学・佐藤幸子運営委員長は「書道かなはとても綺麗な作品が並んでいた。どれも皆さんの力作ばかりです」と話していた。
 小樽市老壮大学作品展示会(B班) 小樽市産業会館2階
 9月19日(水)〜22日(土)10:00〜17:00。23日(日)は15:00までで、閉会式が行われる予定。