「飛鳥‖」台風で目的地変更 小樽港に



 新潟港から韓国・済州島をめざしていた豪華客船「飛鳥‖」(50,142t)が、台風16号の影響で、急きょ、クルーズの目的地を変更し、9月17日(月・祝)に小樽港に姿を現した。
asuka.jpg 「飛鳥‖日本海クルーズ 韓国・済州島5日間」は、新潟日報社が主催する豪華船による船旅。9月15日〜19日の日程で、新潟港〜韓国・済州島〜新潟港を巡る予定だった。このクルーズの旅行代金は、1人198,000〜698,000円で、乗客687名が参加していたという。
 しかし、大型台風16号が、進路を韓国に向けたため、済州島から小樽港へと、クルーズの目的地を変更した。17日09:30に小樽港に入港し、同日18:00に小樽港を出港し、新潟港に向かった。
 夕暮れが早くなり夕闇の迫る中、タグボート2隻に曳かれた「飛鳥‖」は、港内で方向転換をして、長い汽笛を鳴らしながら港外へと姿を消した。船の灯りに照らされた豪華客船は、海に浮かぶ不夜城のごとき光景を見せていた。
 小樽港のクルーズシーズンは、9月11日(火)出港の「にっぽん丸」で終了していたが、台風が、再び、「飛鳥‖」を小樽港に運んできた。
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