ニモの映画に登場する魚を展示! おたる水族館


 おたる水族館(祝津3)は、秋の行楽シーズンに向け、9月12日(水)から11月30日(金)まで、日本動物園水族館協会推薦ディズニーピクサー映画「ファインディング・ニモ3D」の9月15日(土)公開を記念して、本館1階南の魚たち水槽(縦:1m70cm、横:2m)で同映画に登場している魚(生体)20種150点を展示する。
 現在展示中の「カクレクマノミ」・「フエヤッコダイ」・「ミスジリュウキュウスズメダイ」・「ハリセンボン」の4種に加え、さらに、業者から入荷次第展示する。現在は、13〜14種100点の展示が可能。「ファインディング・ニモ」に登場する生物は、沖縄周辺に生息し、ダイバーなどが潜るとほとんど見られるという。
 ニモ、マーリン(カクレクマノミ)、ドリー(ナンヨウハギ)、バブルス(キイロハギ)、タッド(フエヤッコダイ)など、映画に登場するキャラクターが、水槽で泳ぐ姿を見ることができる。


ニモ・マリーン(カクレクマノミ)

ドリー(ナンヨウハギ)

バブルス(キイロハギ)

タッド(フエヤッコダイ)

ブロート(ハリセンボン)

ガーグル(ロイヤル・グランマ)

デブ(スズメダイ)

ジャック(アカシマシラヒゲエビ)

シェルドン(タツノオトシゴ)

 9月17日(月)の敬老に日に合わせ、15:40から、海獣公園内のケアプール(老齢アザラシ用プール)の6頭に、「大樽ごはん」のイベントの中で大好物のサンマを与える。
 同プールのおばあちゃんアザラシ6頭は、19〜42歳。人間では3倍の歳と言われる。アザラシの寿命は20〜25歳で、だんだん目が見えなくなったり、歯が抜けたり体が弱くなってくる。ケアプールでのんびりと暮らしているおばあちゃんアザラシに「いつまでも元気で長生きして欲しい」との願いを込めてお祝いする。
 正面玄関横のカピバラガーデンで、7月4日から展示中のカピバラ3頭は、当館の人気者。9月15日(日)は、お兄ちゃんカピバラの1歳の誕生日で、13:10から、お祝いとして、スタッフ特製のキャベツと果物で作ったケーキを食べてもらう。
 カピバラ3頭は、9月23日(日)に徳島動物園に帰ることとなり、前日の22日(土)と23日(日)にお別れ会を開く。来館者100名が、カピバラに草や野菜を直に与えることができる。
 同館川尻孝朗営業課長は「カピバラは、子ども、女性に人気があり、目の前でカピバラの様子を見ることができた。水辺の生き物だが、水族館ではあまりないキャラクターで、回りを和ませていた」と話した。
 飼育員ならではの魚の話や、会いたい魚と間近で会えるイベント「おさかなスペシャルガイド」は、好評につき11月末まで延長となる。毎週日曜日の14:00〜14:45に開催し、マニアックな内容で楽しむことができる。各回先着5名まで。事前にメールで予約が必要(写真提供:おたる水族館)
 おたる水族館
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