9月10日は下水道の日 "おたる下水道の日"パネル展


gesuidou1.jpg 9月10日の下水道の日にちなみ、「おたる下水道の日」のイベントとして、9月6日(木)10:00から16:00まで、長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザで、上下水道パネル展が開かれた。小樽市・水道局職員4名が対応にあたった。
 下水道の日は、1961年(昭和36年)、遅れている下水道の普及を図る必要から、全国的に展開するため、当時、所管していた建設省(現在国土交通省)などが協議し「全国下水道促進デー」として始まった。今年で52回目となる。9月10日の前後1週間の間、全国で各種催しが予定されている。
 同パネル展では、下水道の役割や上下水道処理に必要なエネルギーについて、世界の水事情や、もしもの時に大切なライフラインについて説明している。また、水道相談コーナーを設け、水洗トイレについてや水道料金・使用量、悪徳訪問販売や上下水道全般について相談に応じていた。
gesuidou2.jpg 日本下水道協会作成の下水道のしくみや基本的使用マナーなど分りやすく書かれた冊子とティッシュ、水切りネット(キッチン排水口、三角コーナー用)を配布した。
 水道局担当者は、「施設の寿命を短くしてしまうので、下水道の使用には、ひとりひとりの認識が必要で、マナーが重要」と話していた。
 株式会社クボタは、市内の上水道や下水道の重要ヶ所に使用されている耐震管(配管の継手)のレプリカを展示。配管の接続部分が地震などで外れないように作られたNS形タグタイル鉄管で、「普及が徐々に進んでいるが、下水道にはまだ、需要性が認知されていない」と担当者は話した。