8月8日は "カピバラのスイカの日" おたる水族館


capybara1.jpg おたる水族館は、8月8日は「カピバラのスイカの日」とし、イベントを企画。その予行演習が、8月6日(月)13:35、館内カピバラガーデン (正面入口右側展望台)で行われた。夏休み中とあって、多くの来館者がカピバラガーデンを取り囲み、カピバラがスイカを食べる様子を見守った。
 同館では、徳島動物園からやってきた3頭のカピバラを7月4日から公開し、のんびりと愛らしい姿が来館者の人気者となっている。初めは警戒心が強かった3頭も、最近では飼育係にも馴れ、近寄ってくるようになった。
 カピバラは草食で、普段は、牧草、さつまいも、キャベツ、ニンジン、バナナ、りんごなどを食べている。甘い物が大好きで、スイカも大好物をいうことで、普段のんびりしているカピバラが、美味しそうに夢中で食べる姿を披露しようと企画した。
 スイカを2つに切り縦に並べると、”8″という字になることから、「8月8日」をスイカの日とし、多くの来館者をと呼びかけている。当日は13:35から、カピバラガーデンで行われる予定となっている。
capybara2.jpg 6日の予行演習では、らいでんスイカ1玉が用意され、何か匂うのか、お兄ちゃんのカピバラは、反応して寄ってきた。真っ赤な果肉がぎっしり詰まったみずみずしいスイカを、飼育員がバットに切り分けて与えると、1頭はあまり良い反応を示さないものの、2頭はシャリシャリと音を立てて美味しいそうに種も皮も食べていた。この可愛らしい姿に来館者も笑顔で見入っていた。
 同館では、夏と言えば「肝試し」、水族館とお化け屋敷がコラボした、夏休み特別展「お化け屋敷ふう〜恐怖の箱巡り〜」を、11月30日(金)まで、本館1階海のパノラマ水槽前で開催している。クモヒトデ、フナムシ、シロナマコ、ワラスボなど、珍しく可愛くもありグロテスクな生物を、いろいろな仕掛けを施した箱を用意して展示している。職員のアイディアがぎっしり詰まった、遊び心も取り入れた企画となっている。
 また、6月27日に父「ガンタロウ」と母「ウメ」の間に誕生したドドの赤ちゃんが、トドのショーのスターとして、強く元気に成長して欲しいとの願いを込めて「レオ」と命名された。現在体長約90cm、体重約30kg(出生時:体長80cm、体重18〜20kg推定)と成長し、トド広池プールで、元気に生活している。