夏休みに手話を体験しよう! 小樽手話の会


syuwa0801-1.jpg 小中学生夏休み手話体験会の第1回目が、8月1日(水)13:00から身体障害者福祉センター(稲穂4)で開かれ、引率の保護者2名と子ども達6名が参加した。主催は小樽手話の会。
 この体験会は「子ども達が手話を経験し、昼の部のサークル活動の様子を見て、ろうあ者と手話を知ってもらい、他の地域に行ったとしても思い出して、どこかで手話に関わる人を増やしたい」という目的で行われている。
 小樽手話の会(中山弥幸会長)は、昭和45年に発足。「手話を学び、ろうあ者問題を理解すると共に、ろうあ者及び会員相互の交流を深めながら広く社会に啓発する」ことを活動の目的とし、現在会員120名。高校生以上で手話を学びたい人、ボランティア活動に興味のある人を対象に、毎週水曜日に同センターで、昼の部と夜の部、銭函市民センター(銭函2)で、夜の部を開いている。syuwa0801-2.jpg
 同福祉センターで13:00に開かれる昼の部は、毎週50名近くが参加し、基礎、初級1.2、中級など、レベルに合わせ6班に分れ行われている。その中に小中学生の体験者が班を作り、小林敬子さんを講師とし、通訳者3名が指導にあたった。自分の名前、家の場所、通っている小学校を手話で伝える体験した。
syuwa0801-3.jpg 講師が手話で問題を出し、「手話は見た目そのままの形で表現する」と説明し、参加者は、元気に「いちご」「スイカ」「たこ」「うに」と答えていた。参加者からも「さんまやくじらは、手話ではどう?」と質問し、講師は分りやすく手話で答え、中には講師がどう表現するか悩む場面もあったが、和やかに進められていた。
 中学3年生の畠山美緒さんは「みんなと一緒に楽しく手話を勉強でき、とても良いと思う」と話した。
 第2回目は、8月8日(水)13:00から15:00を予定している。