「潮おんどくん」向陽中3年福澤さんの作品に決定


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 小樽市教育委員会が主催する「潮おんどくん」のキャクターデザイ ン表彰式が、6月15日(金)、小樽市教育委員会(花園5)3階会議室で行われた。
 5名の受賞者と保護者、おたる潮まつり実行委員会実行委員長や小樽商工会議所専務理事、小樽青年会議所理事長、学校関係者などが出席した。
 おたる潮まつり実行委員会実行委員長賞には、小樽市立向陽中学校3年生・福澤明日香さんの作品が選ばれた。
 市教委では、「家庭学習は音読から」を合言葉に、音読を奨励している。『潮まつり』と『音読』の取り組みをイメージしたキャラクター『潮おんどくん』のデザインを、市内小中学校児童生徒から募集していたところ、560点の応募があり、その中から5作品が選ばれた。
 上林猛教育長は「教科書や本を声を出して読むと頭の中に入る。 学校や家庭の中で声を出して本を読む運動を、市民みんなで取り組もうと願い、キャラクターを作って盛り上げようと募集した。560点の中から5作品が表彰された。これから、キャラクターがいろいろなところで活躍するよう、みんなで力を合わせて進めていきたい。 力いっぱいで、夢のあるキャラクターをありがとう」と述べた。
ondokunmark.jpg おたる潮まつり実行委員会斎田義孝実行委員長は、「4人の審査員で560点を1枚ずつじっくり見た。1次審査で76点を選び、2次審査で16点を選んだ。福澤さんの作品は、 ひとつひとつの線の無駄がなく、音読をイメージし、本を花笠に使い、 他の作品にはない、口元の楽しさ、まゆげの一生懸命さ、目の優し さ、一生懸命に踊っている小樽の子ども達を表現し、完成度が高いと評価された。560点みんなが同じ気持ちで描いてくれたと思う。 音読を毎日行い、心豊かになり、小樽を愛する人になってもらいたい。潮おんどくんが大活躍することを祈っている」と講評を述べた。
 福澤さんは「入賞すると思っていなかったので、うれしい。小学生の時から、家では絵を描いている。中学校ではバスケ部に所属している。潮おんどくんと聞き、踊りと花笠をイメージし、花笠を本に変えて描いてみた」と話した。
 「福澤さんの作品『潮おんどくん』は、潮まつりの半纏の後に載せる準備を進めている。ねりこみの時に市教委梯団や学校関係者に着てもらい、音読をアピールしてもらいたい。学校への啓発資料に載せたり、名刺につけたりと利用方法を検討している」と、上林教育長は話していた。
 【受賞者】
  おたる潮まつり実行委員会実行委員長賞 福澤明日香さん(向陽中3年)
  小樽商工会議所会頭賞         森かん奈さん(長橋中1年)
  小樽商工会議所会頭賞         三浦留華さん(朝里小3年)
  小樽青年会議所理事長賞        中西花乃さん(花園小5年)
  小樽青年会議所理事長賞        チョン長谷川フィオナさん(緑小1年)