清涼飲料水1本で10円寄贈 コカコーラボトリング


CocaCola1.jpg 北海道コカ・コーラボトリング株式会社(札幌市清田区・矢吹健次社長)は、市立小樽図書館(花園5・野口陽一館長)へ、新刊書40冊(55,010円相当)を寄贈した。その寄贈式が、6月13日(水)11:00より同館2階会議室で行われた。
 同社は、図書館正面玄関前に清涼飲料水の自動販売機を2010年6月に設置し、1本の売上げにつき10円の寄贈を申し出た。平成23年度売上本数合計により、55,010円相当の図書を寄贈した。始まりは昨年からで、今年で2回目となる。
 野口館長は「心よりお礼を申し上げたい。図書の1人あたり購入費は充分とは言えず、寄贈され感謝している。知りたいこと、調べたいことが分り、生活に役立つ図書館を目指し、蔵書を充実させたい。市民に愛される図書館になるよう務めたい」と話した。
CocaCola2.jpg 同社小樽事業所・和田徳昭所長は、「昨年に続き、寄贈できたことを喜んでいる。本社は『変化への挑戦~北の大地と共に」を合言葉に49年経つ。小樽にも事業所があり、地域に何かできるかを推進している。小樽は様々な魅力があり、歴史がある。歴史的建造物も多い。他にない魅力的な街であり、屈指の観光地で、自然に恵まれ、豊かな環境である。寄贈とういう形の自動販売機を、これに賛同する市民を見つけ、さらに支援を続けたい」と話した。
 今回寄贈された40冊は、同館職員が選んだもの。ベストセラーや予約待ちの話題の本を対象に入手している。平成24年度本屋大賞三浦しをん著「舟を編む」や吉田文和著「脱原発時代の北海道」、佐藤あけみ著「サービス三流なんて言わせない!新・北海道流おもてなし」など。
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