学校給食の新光共同調理場 調理員2名ノロウイルス感染


norovirus.jpg 小樽市内の小学校15校と中学校8校の23校に給食を提供している新光共同調理場の調理員2名が、ノロウイルスに感染したことが判明した。
 このため、市の教育委員会の教育部は、6月8日(金)13:30から、竹田文隆教育部参事と山廣伸幸学校給食課長が記者会見を開き、これまでの経過の概要と対応を明らかにした。
 新光共同調理場は、学校給食の食数では、市内全体の2/3を占めており、調理員のノロウイルス感染を受け、5日の給食を中止し、保護者への対応を行ったという。
 「最初の感染者は、6月1日(金)が最後の出勤で、それから休み、6月4日に陽性となった。次の感染者は、5月31日(木)が最後の出勤で、6月6日に陽性。この2人の接触は、5月31日が最後だった。すべての調理員(44名)に高感度検査を行った。体調などにより検査が遅れた3名も、本日には陰性を確認した。保健所の見解は『両名の感染経路は、それぞれの家庭や調理場以外での日常生活におけるもので、調理場内での感染とは考えにくい』としている」とした。
 なぜ今日の会見となったのかの質問に対しては、「5日の給食を止め、保護者へ対応した。休暇中の者も当初陰性であったが、陽性となった。事態全容の把握に務め、対応していた。そのため今日の会見となった」と答えた。
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