運河館小さな企画展 学校が伝える歴史・量徳小学校編 (2012/06/02)

 小樽市総合博物館・運河館(色内2)では、6月2日(土)から8月3日(金)まで、第1展示室で、今年3月31日に創立138年の歴史を閉じた量徳小学校から収集した貴重な資料の一部を展示した、小さな企画展「学校が伝える歴史 量徳小学校編」を開催している。

 企画した石川直章副館長は「今年から学校に残された資料を調査・収集し、適正配置された学校からは、貴重な資料の散逸を未然に防ぐために行い、適正配置対象外の小・中学校全てにも行いたい。今回は、第一弾として、量徳小学校から収集した資料の一部を展示紹介し、次回は若竹小を予定している」と話した。パネルを含めて20点を展示している。

 小樽の教育は、量徳小学校から始まり、138年の歴史がある。1873(明治6)年に開拓史によって「小樽郡教育所」が設けられ、その初代校長に鵙目貫一郎氏が迎えられた。その3年後に小樽で初めての学校「量徳学校」となった。

 今回の展示で注目される「鵙目貫一郎氏の日記」からは、明治初めの小樽の姿(物価・何を食べていたかなど)が分る。このような日記は北海道では例がなく、学校関係では一番古い資料となる。その中に記載されている「史略」日本史概説書も同時に見つかり、1905(明治38)年の校務日記も展示している。

 校長室のロッカーから発見された量徳小の洋風校舎の写真の原紙1878(明治11)年を展示。複写が数々出回っているが、その原紙と思われ、鶏卵紙(日光写真に用いる焼出紙の1つ)が使われていた。

 同校には天文台があり、1961(昭和36)年に校舎屋上に設置された。その看板と時計も展示され、解体時まで、回転・開閉などの装置が作動できる状態であった。大型の天体望遠鏡は、博物館で使用している。

 企画を聞いた市民から、開校50周年記念文鎮が、同館へ寄贈された。1928(昭和3)年のもの。初代の洋風校舎を模った文鎮で、これも貴重な品のひとつとなっている。


 入館料:一般300円、高校生・市内在住70歳以上150円、中学生以下無料。

 問合せ 0134-22-1258 総合博物館運河館。

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