地に堕ちた"北の一星"小樽商大 飲酒事故の重体学生が死亡 (2012/05/25)

shodai05251.jpg 小樽商科大学(緑3・山本眞樹夫学長)の構内で、アメリカンフットボール部の合宿中の未成年飲酒による急性アルコール中毒で、5月7日(月)に、市立小樽病院に搬送され重体に陥っていた19歳の学生が、5月24日(木)22:30に死亡したと、大学側が25日(金)未明に発表した。

 これを受け、商大では、25日02:30から構内事務棟で、山本眞樹夫学長・大矢繁夫・和田健夫両副学長の3人が、痛恨の緊急記者会見を開き、亡くなった学生や遺族に深く陳謝した。

 25日未明の発表文は「平成24年5月7日(月)、小樽商科大学の構内で発生した飲酒事故発生時より重篤な容体であった学生が、5月24日、医師による懸命の治療の甲斐なく、亡くなられたとの連絡を受けました。亡くなられた学生、ご遺族の皆様には、衷心よりご冥福をお祈り申し上げます」とあった。

 山本学長は目を赤くしながら、「昨夜22:30、残念ながらお亡くなりになりました。ご家族の思いを察すると、どう言っていいか分かりません。事故以来、ご家族、本学の学生、卒業生にいろいろと、ご心配・ご迷惑をおかけして申し訳ありません。shodai05252.jpg一報を受け、小樽病院に駆けつけると、ご遺体が搬送される時で、ご両親にお会いしたが、残念ながら、何も申し上げられなかったし、そういう状況ではなかった。私自身は、大変申し訳ないと言いましたが、特にお母さんは、眼をはらして泣いていて、それ以上は、何も申し上げられなかった。遺体は、司法解剖のために搬送され、学生の顔を見て、お参りすることは叶わなかった」と悲痛な思いを語った。

 大学構内という学び舎で起きたアメフト部の未成年飲酒による死亡事故は、同大始まって以来のことで、ここに至って、取り返すことのできない負の歴史を商大に刻むことになった。4月入学の前途ある19歳の学生は、わずか1ヶ月ほどの緑丘の学園生活で、その短い人生の幕を降ろさざるを得ない、悲惨な結果を迎えてしまった。

 大学側は事件後に、学内禁酒や緊急アルコールパッチテスト、大学祭(緑丘祭)の中止などを打ち出しているが、一人の若者の死を前にすると、すべて後の祭りとなってしまっており、虚しさだけが大学構内を覆っている。

 "北に一星あり、小なれど、その輝光強し"の商大の誇りの星は、今まさに地に堕ち、その輝光は失せてしまった。

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