安心で安全な小樽に!暴力追放運動推進協議会定期総会


violence.jpg 小樽市暴力追放運動推進協議会(中松義治会長)は、5月16日(水)14:00から、小樽市役所(花園2)3階第2委員会室で、平成24年度の定期総会を開いた。役員、事務局、会員など65名が参加した。
 小樽市における一切の暴力を追放し、明るい平和な郷土をつくることを目的とし、賛助会員87団体・特別会員35団体・正会員27団体(5月10日現在)が加入している。安心で安全な小樽を築くために、小樽警察署、関係機関、団体と協力しながら暴力追放運動を進めている。
 中松会長(市長)は「暴力団を利用しない、恐れない、金を出さないという3ない運動を行い、あらゆる暴力や不等な行為を排除し、暴力のない安全な安心できる小樽の街づくりに務めていきたい」と挨拶した。
 小樽警察署・山本誠也署長は「暴力団の情勢は、全道で2,800人ほどで、市内では40名ほど把握している。市内では平成18年を最後に事務所を撤去している。活動実態は、覚せい剤の密売・保険金詐欺などで、最近ではアリバイ会社を利用した住宅ローン詐欺事件・漁業のなまこの密漁などがある。昨年の検挙状況は、暴行事件、覚せい剤など20数名を検挙した」と報告し「壊滅するために3ない運動をしかっりと行い、警察が皆さんの安全をしっかりと確保していくことを全力でバックアップしたいと思う。連携し壊滅に向けて取り組みたい」と話した。
 交通事故の処理に絡む不等要求や店舗営業に絡む言いがかりの事例から対応要領を学ぶ ビデオ「負けへんで!」も上映された。
 今年度も夏季・冬季の「暴力追放運動」強化期間中の啓発活動を例年通り実施し、暴力追放講演会の開催や暴力追放だより等の作成・配布、関係団体との連携強化に努めることにしている。