釈迦の誕生祝う『花まつり』 コンサートと講演会


 小樽佛教会(土屋大乗会長)は、5月11日(金)に、釈尊(釈迦の尊称)の誕生を祝う「花まつり」を、小樽市民会館(花園5)・市民センターマリンホール(色内2)で開催する。
 同会は、創立128年を迎え、現在市内67ヶ所の寺院が加盟する。「花まつり」は、4月8日の釈迦の誕生(降誕会)を祝う祭事で、1921年(大正10)年から続けられ、北海道の花の咲く頃に併せ、毎年5月に行われている。
 今年は、5月11日(金)13:30から、小樽市民会館大ホールで、「子ども花まつり」を開く。第1部は、灌佛(かんぶつ)式で、甘茶と約束の言葉を捧げる。第2部は、清野まりさんとピエロの「ゆかいなコンサート」を、14:30までを予定している。入場料無料。
kyoya.jpg 同日18:00からは、市民センターマリンホールで、「花まつりの夕べ」を開く。市内の僧侶が集まり、法要を行った後、車椅子の元Jリーガー・京谷和幸氏の講演会を、「夢を持つことの大切さ~明日への希望~」と題して、自身に起こったことや感じたことなどが語られる。20:00頃までを予定。
 京谷氏は、1971年8月13日室蘭市生まれ。小学校2年生からサッカーを始め、91年にジェフ市原とプロ契約。93年に交通事故で、車椅子生活となる。94年、千葉ホークスに入り、車椅子バスケ選手としてスタート。4大会連続出場となる2012年ロンドンパラリンピックでは、悲願のメダル獲得を目指す。
 入場料1,000円 チケット取扱いは、小樽佛教会加盟各寺院または成田山不動院(0134-224857)まで。当日券あり。
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