JR小樽駅のリニューアルに合わせ、駅構内に新たな店舗街が、4月25日(水)にオープンするが、23日(月)13:00より、報道関係向けの内覧会が開かれた。
1934(昭和9)年に建設された小樽駅は、道内最古の鉄骨鉄筋コンクリート造の駅舎。レトロな雰囲気が小樽らしさを物語り、平成18年には国の有形文化財に登録された。
2010(平成22)年から改修工事が始まり、トイレの整備や耐震補強、外観復元工事が行われ、今年3月に完成した。
これに併せ、駅構内に店舗エリアが誕生した。ノスタルジックモダンをコンセプトに、古き良き小樽と新たな小樽を融合させ、新しい店舗街を作り出している。
店舗面積は約600㎡。出店店舗は、「バーガーキングJR小樽駅店」・「小樽サンジェルマン」・「駅なかマートタルシェ」・「北海道四季彩館」・「Cafe可否茶館」。
安藤昭彦小樽駅長は、「後志管内の玄関口として、多くの人々に利用されるように、後志の特産物で後志管内の活性化に繋がるとうれしく思う」と話した。
「バーガーキングJR小樽店」
道内初出店で世界シェア2位。人気商品「ワッパー(420円)」は、直径13cmと大きくアメリカサイズ。肉は直火焼きでジューシー感を出し、レタス、塩、ソースなどの具材は、自由に好みの物に選択できる。
「小樽サンジェルマン」
サンジェルマンは、首都圏中心に展開する人気ベーカリーで、「小樽サンジェルマン」は小樽でのオリジナルブランドで第1号店となる。サンドイッチも含めて80種類、店内で全てパンを焼き上げている。「フルーツライ」は、小樽ワインを水代わりに使用し、ドライフルーツ(レーズン・くるみ・グランベリーなど)を入れ練り合わせ、「アルデンヌあんぱん」は桜餅入り。「クリームパン」は小樽限定。
「駅なかマートタルシェ」
小樽や後志管内、道産物の直営店。後志管内80%とその他の道内20%。小樽にいても足を伸ばさなければ手に入らないトイズのケーキや黒松内のチーズ、ニセコフロマージュと、少し遠い所の商品も集めた。六美とのコラボ「タルジェンヌ生クッキー」は新発売。ミシュランガイドで星1つを獲得した伊勢鮨がプロデュースした立ち食い寿司は、寿司職人がその場で握り、3貫セットで1皿となっている。小樽の餅屋が勢揃いし、大福・べこ餅などや後志の旬のフルーツを入れたソフトクリームを、月替えで3種類を用意している。
「北海道四季彩館小樽店」
キヨスクの運営で、早朝6:45〜22:00の営業。観光客から地元の客、通学、通勤時に買いたい日用品まで、全ての人が便利に利用できる店を目指している。小樽の人気スイーツあまとうの「マロンコロン」、ルタオの「ドゥーブルフロマージュ」を始め、六花亭など人気菓子店10店以上の充実した品揃え。駅ですぐに購入したいニーズに応えている。
「Cafe可否茶館」
同店初めてのセルフ形式。市内工場から焙煎したての豆を新鮮なままを使い、1杯ずつ手落としで提供。指定のコスタリカ・ドミニカ豆農園から仕入れている。コンセプトのノスタルジックモダンに合わせ、小樽大正硝子館のステンドグラス風の照明を使用し、ゆっくりとコーヒータイムを楽しめるスペース。
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