神の手が生み出したガラスの昆虫 ヴェネツィア美術館 (2012/03/31)

kitaichiVenezia.jpg 堺町通りにある北一ヴェネツィア美術館(堺町5)では、企画展「ヴェネツィアガラスの昆虫 神の手が生み出した奇跡」が、5月28日(月)まで開かれている。

 同館は、ヴェネツィアのグラッシィ宮殿をモデルに建てられ、1988年12月1日にオープンした。18世紀頃の様々な宮殿の建築様式を取り入れ再現している。

 各展示室では、ヴェネツィアの工芸品やイタリアの伝統的家具、調度品を約3,000点を展示。5階建てで12の展示室があり、企画展も開催している。 1階は、ヴェネツィアガラス製品のショップ、2階の常設展示室は5室に分れ、その1室に、15世紀から伝わるガラス棒を組み合わせたものを輪切りにし花の模様を出す技法「ミッレフィオーリ(千の花)」で作られた作品が、ピラミッド形に飾られ、2,500個を展示している。他には、宮殿の居間や鏡の間、寝室、応接室が再現されている。また、「仮装撮影会」では、ヴェネツィアンドレスやカーニバルの衣装を来て、思い出の撮影ができ、人気の体験コーナーとなっている。

 3階展示室の企画展では、昆虫をリアルにガラス細工で制作したランプワーク作家で、ガラス職人最高の称号「マエストロ」を持つ、ヴィットリオ・コンスタンティーニが、1991年から2010年に制作したかたつむり・蜘蛛・蝶・てんとう虫・バッタ・タマムシ・蜂など14種類の昆虫を展示している。

 蜘蛛は、細いガラスの足で体を支え、蝶の羽の鮮やかさ、クワガタ虫の王者ヘラクレスオオカブトムシは存在感がある。蜂の巣を敷き詰めた上に、数え切れない程の蜂を散りばめた蜂の展示は、1992年に来樽した時に、ヴィットリオ自ら展示したものである。どれを見ても昆虫の特徴を鋭く捉えている作品が並ぶ。

 財団法人・北一ヴェネツィア美術館の小寺美穂さんは「昆虫展の展示に携わり、ガラス細工の昆虫が栄えるように、その作品に合う背景の写真を用意し、より一層リアリティーを出すよう心がけ、作品の扱いには細心の注意をはらった」と話す。

 5階では「ゴッホ ガラスモザイク絵画展」が開かれ、「生命の黄色」をテーマとし、ゴッホ代表作「ひまわり」「収穫の風景」など7枚を展示している。カフェも併設し、ヴェネツィア貴族の間で流行った「チョコラータ」など、イタリアンメニューが楽しめる。

 小寺さんは「小樽とヴェネツィアとは、カラス製品が栄え、運河があり、海上からの貿易が盛んだったという共通点がある。美術館で、ヴェネツィアの素晴らしさに触れ、実際にヴェネツィアに行ってみたくなる、楽しめる企画展を開催している」と、多くの人の来場を呼びかけている。

 北一ヴェネツィア美術館
 小樽市堺町5-27
 電話:0134-33-1717
 開館時間:8:45〜18:00
 入館料:一般700円、大学・高校生500円、小中学生350円

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