住宅地・商業地とも下落 小樽の地価公示


 国土交通省は、3月22日(木)、2012(平成24)年1月1日時点の全国の地価公示を公表した。小樽市の住宅地の下落は17年連続、商業地は21年連続となり、依然として地価の下落に歯止めのかからない状態が続いている。
 地価公示は、国土交通省土地鑑定委員会が、地価公示法に基づき、毎年1月1日の都市計画区域等の標準地を選定して、『正常な価格』を判定し公示する。「一般の土地の取引価格に対して指標を与えるとともに、公共事業用地の取得価格の算定等の規準とされ、適正な地価の形成に寄与すること」を目的としている。
 2012(平成24)年、北海道内の人口10万人以上の9市の住宅地・商業地では、9市すべてが減少。小樽市の住宅地の下落は17年連続、商業地は21年連続となった。
 市内の住宅地(27地点)、商業地(9地点)ともに連続して下落したものの、最大幅の減少を記録した2011年よりも、1ポイント程度、下落幅を縮小した。
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 平成24年地価公示の概要
 報道発表資料:平成24年地価公示について
 平成24年地価公示