冬季ゲートボール大会 10チームが熱戦


gateball1.jpg 第24回小樽市冬季ゲートボール大会が、3月8日(木)9:30から、小樽市総合体育館(花園5)アリーナで開催された。
 参加チームは、9クラブ・10チーム72名が、日頃の練習の成果を発揮した。使用コートは、縦15m×横20mを2面とり、1コート5チーム編成2パート、各チームが3試合ずつ行う。競技時間は30分。また、使用スティックにヘッドカバーを付け、ボールは室内用カバーをつけたものを使用した。
 3つのゲートがあり通過すると1点、ゴールでは2点、チーム5名が30分以内にすべてクリアすると25点が加点される。団体競技でチームワークが勝敗の鍵となる。総合優勝チームには優勝杯が贈られる。
 ゲートボールは歴史があり、昭和22年に道内の芽室町が発祥の地で、毎年9月に全国大会が開かれている。また、内閣総理大臣杯全日本世代交流ゲートボール大会があり、道内で予選会が開かれ、出場するために日々練習に励んでいる。広い世代に親しまれ、小樽では毎年4月29日には子どもから高齢者まで幅広い世代の選手が参加する大会が開かれる。
 小樽ゲートボール協会・横田八千代理事長は、「ゲートボールを40代で始め、30年以上続けている。冬季大会は、毎年この時期に開催され、参加者は張り切っている。冬期間の練習場所が限られている中で、多い人は週4〜5回練習に励んでいる。年々会員は減少している。ゲートボールの魅力は、チームワークを大切にしている団体競技であるということ」と話す。gateball2.jpg
 昨年優勝し、今回選手宣誓した桂函ラーズの荒光雄さんは、「銭函体育館で週1回練習している。ゲートボール歴は20年以上。1ゲートが1番の難関でなかなか通らず、少し当たるとカーブしてしまう。今回は、2回戦目に負けてしまったので残念だった。パークゴルフと違い、団体競技で防御しながらゲートを目指す。やり応えのあるゲートボールは面白い」と話した。
 小樽警察署地域交通課からは、「小樽市の2月末の人身交通事故件数は60件で前年比同数だったが、2月中は事故が続発し、前年より12件多く、高齢者事故も増加している」と、少しでも多くの高齢者に交通安全を呼びかけようと、会場で啓発活動が行なわれた。パンフレットや反射リストバンドが配られ、会場にいる選手にも交通安全を呼びかけていた。