新市立病院入札延期 市病院局が調査へ


0302council.jpg 小樽市病院局は、2日(金)13:00から開かれた、小樽市議会第1回定例会の予算特別委員会で、「談合情報があり、調査するため入札を延期することに決めた」と発表した。
 市病院局では、小樽市立病院統合新築の建築主体工事、空気調和設備工、給排水衛生設備工事、強電設備工事、弱電設備工事の5本の工事の入札を予定していた。しかし、この5本のうち、建築主体工事で、具体な業者名が示された談合情報が、一部報道機関に寄せられた。
 この事実を受け、市病院局は、3月5日(月)の入札を中止し延期した。今後、調査することを決め、この日の予算特別委員会で、「小樽市立病院統合新築の建築主体工事の関係者から、事実関係の調査を行うため、当該工事を含む入札を延期したものである。なお、病院局では、関係者からの事情聴取を始めている。調査結果を踏まえ適切に対応したい」(小山秀昭・病院局経営管理部長)と報告した。
 この日の予算特別委の所管は総務で、市議会では、この談合情報による入札延期についての質疑は行われなかった。
 3月6日(火)の厚生所管、または8日(木)の総括で、この問題についての質疑が行われる模様。
 平成23年度小樽市工事発注見通し(12月21日現在)
  入札の延期について(平成24年3月2日)