災害対応特殊はしご付消防ポンプ自動車 納車


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 災害対応特殊はしご付消防ポンプ自動車が、2月22日(水)11:00、小樽市消防本部(花園2)2階車庫に納車された。
 現在小樽市では、2台のはしご車があり、そのうち1台は、今年3月で27年間も使用し、最大地上高は35mだった。この老朽化したはしご付消防ポンプ自動車に代わり、災害対応特殊はしご付消防ポンプ自動車を配備することとなった。
 新しいはしご車は、最大地上高が従来より6mほど高い約41mで、建物14階への到達が可能となり、後志管内では、1番高いはしご車となる。
 「四輪操舵システム」により小回りが効くようになり、「ジャイロターンテーブル」が水平に矯正することにより、7度までの傾斜地で、はしご操作が可能。「操作速度自動制御装置」「インターロック装置」で安全性が向上し、「制振制御装置」で、はしごの揺れを打ち消すなど、最新の制御技術が搭載されている。積載人員6名。
 23日(木)から救助隊による消防訓練が行われ、はしごが実際に伸ばされる予定。3月10日(土)8:50から、小樽市消防署(勝納町10)に配備され、これまで以上に円滑な災害対応を図ることができるとしている。