白き山々が浮かぶ小樽の海 冬晴れの絶景広がる

 今年最強の寒波の到来で、連日、吹雪模様が続き、雪で埋もれていた小樽の街。
 1月30日(月)は、朝から快晴となり、しばれる小樽港の海上に、増毛や暑寒別の白きたおやかな峰々の雄大な姿が浮かんだ。さらに、夕張岳なども臨める絶景が広がった。
 石狩湾越しに、雪に覆われた白い山々が海上に浮かぶ景色は、北海道の雄大さを物語っており、雪の合い間の冬晴れの日にだけ現れる。
 冬の晴れ間に現れるこの海と山とが織り成す自然美は、小樽の町の到る所から見ることが出来る。石狩湾の海の青さに映えわたる雄大な白い峰々が、見る人の心を豊かにする。
 しばれる大気の鮮烈さが、白き峰々をさらにくっきりと見せてくれる。夕方には、沈む太陽を受け、白い峰々は紅く照り映え、一段と神々しさを増してくる。