杜のつどい 新講座 『レコードを聴く会』開講


0126tsudoi1.jpg 懐かしい曲のレコードを聴いてみようと、小樽市高齢者懇談会「杜のつどい」は、1月26日(木)10:30から12:00まで、産業会館(稲穂2)1階杜のひろば内で、「レコードを聴く会」を開講し、15名が参加した。
 「杜のつどい」は、7年目となり、現在会員は600名以上。男性より女性会員が多い。年齢は、下は小樽商大の台湾留学生や、上は86歳と幅が広く、特に70歳台が多い。多くの講座があり、健康マージャン・能力はつらつ・パソコンなどが人気で、多彩な活動を行っている。
0126tsudoi2.jpg 高齢者が自らの経験や知恵を生かす機会や場所を提供することで「生きがい」を与える。にぎわいの空間や地域コミュニティの再生を目的とし、小樽市もサポートしている。
 今回の新講座「レコードを聴く会」は、会員からプレーヤーの寄贈があり、1月からレコード集めを始め、有効利用してもらおうという寄贈者のおかげで、300枚ものレコードが集まった。同じレコードが重なることも多く、狭い会場のため、保管場所に困ったほど。今回、第1回目を開講し、企画側も今後どう進めていくかを模索中だ。
 三橋美智也「おんなの船頭唄」・「古城」、大津美子の歌などが、プレーヤーから懐かしい響きで流れ、参加者は知っている曲を口ずさみながら聴いていた。0126tsudoi3.jpg
 企画担当のニノ神瑞謳副会長は「もっと音質の良いものと思うかもしれないが、アンプとか大掛かりなものを用意するのではなく、昭和50年代のプレーヤー(スピーカー付)のもので、ボリュームを上げて、商店街の中なので限りはあるが、聴きたい曲の希望をとり要望に応え、次回用意したい」と話す。
 男性会員は「以前、オーディオマニアで、自宅で大音響で聞いていた頃を思い出し、懐かしかった。現在は、マンションなので聴くことができない。今日は、充分楽しめた」と、大変満足した様子だった。
 次回の「レコードを聴く会」は、2月15日(水)・23日(木)10:30を予定している。