かるたで真剣勝負 幸小・西陵中の2チームが全道へ

 第26回小樽うしおライオンズクラブ杯「小樽市子供会下の句かるた大会」(小樽市地域子供会育成連絡協議会・小樽うしおライオンズクラブ主催)が、1月15日(日)09:30~14:00、稲北コミュニティセンター4階体育館(稲穂5)で開かれた。
北海道独自の遊びとなる「下の句かるた」は、百人一首の「下の句詠み」の「下の句取り」。取り札が木製で、独特な書体の変体仮名で書かれているのが特徴的。3人ずつの2チーム(源・平)に分かれて、「守備」「中堅」「攻撃」の担当を決め、横一列に並んで対戦する。
市内から、小学生の部に、色内5チーム、花園2チーム、オタモイ1チームの計8チーム。中学生の部に西陵2チーム、オタモイ1チームの3チームが参加。小学生はトーナメント、中学生リーグ戦で、広い体育館の中でそれぞれ対戦チームと向かい合い神経を集中させた。参加者の中には、素早く札を取ると、「やった」との歓声を響かせる人も。
この結果、小学生部で幸小学校のオタモイチーム、中学生の部で西陵中のちはやふるチームが優勝した。2チームは、2月25日(土)に定山渓ビューホテルで開催される全道大会に出場する。
オタモイチームの大高彩・篠田枝里・籾山司さん(幸小6年)は、「初めての1位だったので、すごくうれしい」、「優勝できると思っていなかったので、良かったです」、「がんばれてよかったです」。ちはやふるチームの塩田いつみ・佐藤詩織・山内菜摘さん(西陵中1年)は、「負けると思ったので、勝ててうれしかった」、「また、勝てて良かった」、「楽しかったけど、ヒヤヒヤしました」と笑顔で話していた。(写真提供:色内小PTA・中川めぐみ会長)
結果 小学生の部
優勝 オタモイチーム(幸小)
2位 色内130チーム(色内小)
3位 色内カモメチーム(色内小)
中学生の部
優勝 ちはやふるチーム(西陵中)
2位 安全第一チーム(西陵中)
3位 オタモイチーム(長橋中)