放射能から子を守る対策確立を 市民団体が6,151筆の署名


 小樽市議会で継続審査となっている放射能から子どもを守るための対策の確立を求める陳情書を提出した「小樽・子どもの環境を考える親の会」(神聡子・三ッ江真理子共同代表)は、12月5日(月)、市民団体「陳情を引き延ばしせず早く対策を」と6,151筆の小樽市民の署名を添えて再度陳情した。
 同会が提出した「原発からでる放射能から子どもを守るための対策を確立してください」と題した陳情は、原発事故ハザードマップ作成、放射能測定器の購入、安定ヨウ素剤の家庭配布及び備蓄の3点を求める内容。「原発の稼動が続く限り、子どもたちの放射能汚染の心配はぬぐえません。万が一の時、子どもを放射能から守ることを第一に考え、早急に対策を立ててください」としている。
 この陳情は、総務常任委員会に付託される。前回の9月議会での態度は、継続審査となっている。