「共に生きるーほほえみフェスタ」開く 長崎屋小樽店

 「共に生きるーほほえみフェスタ2011」が、長崎屋小樽店(稲穂2)で、12月1日(木)と2日(金)の2日間で開かれた。
 同店1階公共プラザでは、作品展や啓発物を展示。2階催事場では、福祉施設団体の授産製品販売が行われていた。主催はほほえみフェスタ実行委員会。
 ほほえみフェスタとなってから3回目だが、20年以上も続いている展示即売会。今回16施設が参加。夏には、都通り商店街で野菜や花の即売会などを開いている。
 2階即売コーナーでは、松泉学院、北海道宏栄社、小樽ろうあ協会、小樽四ツ葉学園、小樽高島福祉会、塩谷福祉会、和光学園、ステップアップおたる、小樽グループ・パンダ、小樽不登校・ひきこもり家族交流会が出店。
 ほほえみフェスタ・小堀弘一副実行委員長は、「場所を無料で提供してもらっているので、いろいろと限定されるが、みんな上手くやっている。参加団体は、年々増えている。小樽市内の施設がいろいろと声をかけて、参加している。開催の方法を考える時期が来ているのかもしれない」と話す。
 北海道宏栄社では、主力商品「ウエス」を販売。ミシン掛けしたタオル雑巾が5枚入り・200円と格安。これからの大掃除に適した商品で、以前買い求めた人がまた買いに来てくれているという。縫製課の巾着袋も販売。その他に、道内福祉施設からの授産品の委託販売を行っている。
 和光学園では、「ペーパーログ」という、新聞紙から紙薪を作り、薪ストーブの補助財など幅広く利用できるものを出品。環境に優しいエコ商品で、モニターを募集している。白花豆・紫花豆・紅絞り(300gから400g)を300円で販売。当番の職員は、「市民の目に触れることができ、知られていない面もあるので、知ってもらいたい」と話す。
 小樽高島福祉会は、コーヒー豆、コーヒーかりんとう、手づくりドーナツを販売。ドーナツは、1個100円から140円の価格で、2日間で140個を予定していたが、初日から予想を超える売れ行きで増量して販売。プレーン・チョコ・塩チョコなどがあり、素朴な味がする人気商品。
 小樽四ツ葉学園は、黒豆・小豆・とら豆・金時、それぞれ500gを400円から500円で、市販より格安で販売。乾燥椎茸は人気があり、発売と同時に完売する商品。なんばんみそ250円も人気商品である。手芸品やビーズ作品を販売している。