市役所が身近に!小樽市がFacebookページ開設


 小樽市は、「皆さまにとって、市役所が身近な存在となるよう」にと、11月22日(火)、試験的に小樽市Facebook(フェイスブック)ページを開設した。
 Facebookは、インターネット上で社会的ネットワークを構築するSNS(ソーシャルネットワークサービス)の一つ。ハーバード大学で学生向けにサービスが開始された後、2006年以降に一般に公開された。2011(平成23)年7月時点のユーザー数は7億5,000万人に突破するなど利用者が急拡大している。
 日本国内の自治体では、鳥取県米子市をはじめ長野県小諸市、佐賀県武雄市などが公式ページを開設。行政情報や町の近況、市職員のつぶやきなどを次々にアップ。多くのユーザーが肯定的なフィードバック(反応・意見)を与えたり、気になるコンテンツとつながったりする「いいね」ボタンのクリック数が増加し、自治体の取組みが全国規模に広がるという大きな効果につながっている。武雄市に至っては、公式ホームページをFacebookに移行してしまう力の入れようだ。
 小樽市では、若手職員が、10月中旬から研究会を設置。先進的な自治体の取組みを参考にしながら準備を始め、11月22日(火)、試験的に開設することとなった。この市の取組みに対し、Facebookを利用する市民から、「いいですね。頑張ってください」、「市のHPとは違う感じて進めて欲しい」、「市民のためにがんばってください」などエールが届くとともに、「いいね」と言うユーザーが88人(11月24日現在)となった。
 このFacebookページの開設で、市民と行政が身近につながりそうとの声が多くあり、開かれた市政への新たな一歩としての期待が高まっている。市では、今後、「市内のイベントのお知らせやタイムリーな市政情報などのほか、市役所の日常をつづる職員ブログも発信していく」予定としている。
 ◎小樽市Facebookページ