戴帽式で思いも新た 看護師へ一歩前進 (2011/11/04)

 市立小樽病院高等看護学院(馬渕正二学院長)第44回戴帽式が、11月4日(金)10:30から、同学院2階体育館で行われた。今回の戴帽生は、30名(内2名男子)。

 馬渕正二学院長は、「今年4月に入学し、看護や医療の基礎を学び、そして、臨床研修のため医療現場での実習が始まり、医療人のひとりとして接することになる。今まで学んだ知識で充分か、それがどのように現場で活かされるのか。もう一度勉強しなおさなければならないこともある。今日の戴帽式は、患者の命と健康を守る看護師になる決意を新たにすることでもある。人間性や創造性、倫理的感性を身に付けることも大切である。真に患者のことを考えると患者との信頼関係が生まれる。

このたびの大震災では、フローレンスナイチンゲールが、震災直後から活躍されている。夜遅くまでロウソクのともしびの下、看護に先進された彼女の魂が、今も日本で引き継がれていることを実感する。新しいナースキャップを頭に、エンブレムを胸にされる皆さんも、遠い時代の英国の偉人の業績を受け継ぎ、さらに発展すると期待している。医療現場では、どのような人材が求められているのか学んでもらいたい。より良い看護を求め、制度を求め、自ら学び成長してもらいたい。昨年同様、地方の看護師不足が大きな問題で、小樽市民の健康である生活を、私達と一緒に末長く守っていただきたい」と激励した。

 中松市長は、「入学時から医療や看護の基礎を学び、社会に求められる質の高い看護を目指して来られたと思う。現実のものと感じられ、日々の学習を重ね社会的看護への期待と責任が深い。戴帽式は、単にナースキャップを与えられるだけでなく、看護師としての責任の重さを自覚する儀式である。どのような時代であっても看護の基本となるのは、人間への尊厳と相手を思いやる優しい態度や温かい言葉と笑顔だと思う。心に灯りをともすことができる心豊かな看護師を目指していただきたい」と祝辞を述べた。

 在校生代表の林真衣さんは、「初めての実習は、先輩に多くの事を学び、心強く感じた。共に実習する先輩の言葉に支えられ、実習を乗り越える事ができた。多くのことを学び、喜びや悲しみを感じ、知識技術より先に自分の未熟さを痛感し、逃げ出したくなる事もあるかもしれない。しかし、知識が実践と結びついた時の喜びや、自分の看護によって患者が回復する姿を見ると、看護の達成感や喜びを感じることができる。患者との出会いの中で沢山のことを学び、かけがいのない時間をすごして欲しい。患者を理解することが看護の第一歩だと思う。いつまでも今日の感動を胸に、患者の心に寄り添う事ができる人間性豊かな看護師を目指して欲しい」と述べた。

 その後、花束贈呈とキャンドルサービスを行い、ひとりひとりがロウソクを持ち、気持ちも新たに看護師への道を誓う日となった。

 戴帽生の石田俊之くんは、小樽生まれの小樽育ち、2人のお姉さんも小樽看護学院で学んだ。「4月に入学して、あっという間に今日を迎えた。男子2名なので心配や不安もあったが、次第に同じ目標に向っている仲間と感じた。勉強と看護技術も難しい。戴帽式を30名全員で迎えることができてうれしく思う。決意を新たに12月の実習では、今までの知識や勉強した技術を活かしたい」と話した。

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