揺らめくオーロラの映像 中垣哲也スライドショー&トーク (2011/10/22)

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 たんぽぽ文庫オーロラショー「Aurora Dance 中垣哲也 スライドショー&トーク」が、10月22日(土)、住ノ江会館 (入船2)で開かれた。主催はたんぽぽ文庫(中野由美子代表)。

 中垣さん(50歳)は、札幌生まれの星景写真家。少年時代から星空に興味を持ち、2001年に、ニュージーランドで銀河を撮影中に遭遇した低緯度オーロラに導かれ、アラスカ・カナダ極北へ27回も行き、今回も1週間前にアラスカから帰ったばかり。会場には、大きなスクリーンが設けられ、子供や大人40人が参加し、神秘のオーロラの話に真剣に耳を傾けた。

 初めに、中垣さんの観測場所の北極圏の位置が映し出され「オーロラは、地球には磁力があって『磁力圏』と言い、太陽の表面から出るエネルギーが地球の磁場とぶつかっておきる」と説明した。また、「オーロラ爆破と言って、空にエネルギーがたまり一瞬で空全体に広がる事が稀にある」と話した。

 オーロラの話だけではなく、極北の夏や冬の様子、沈まない太陽、氷河、ハクトウワシ、ラッコなど野生の動物の画像が映し出された。カリブーというトナカイの親子が、狼に襲われないように移動する様からは、たくましさが感じられた。ビーバーが、水上で大きな木を運ぶ映像や、氷河期から生きているジャコウ牛は狼が天敵だが、−50℃でも生きる事ができると説明。

 「厳しさと美しさは紙一重。人間の都合で害獣駆除をし、自然を壊してはいけない。調和とバランスが大切である」と語り、親子熊3頭で生活する様子が収められた映像で、普段お目にかかれない野生動物の生態を知ることもできた。暈(かさ)やサンピラーを捉え、気象条件や背景で違う迫力ある数々の貴重な画像や映像に、参加者は、吸い込まれていた。

 「オーロラは、極寒が出現条件に思われがちだが、無関係で、白夜以外は見る事ができる。どこで見えるか地上の条件はなく、写す背景のため山へ行っている。オーロラの緑色は、地球に沢山の植物があることを示している。27回アラスカ・カナダへ行っているが、いつも見えるわけではなく、27回分から選りすぐりのオーロラを見せている。オーロラは、太陽と地球の調和によって現れ、豊かな環境の象徴」と話し、揺らめくオーロラの映像に会場からは歓声がわいた。

 今問題になっている原発に関して、子ども達に「泊原発に何か事故が起こると、小樽には住めなくなり、北海道が全滅することを覚えておいてください」と話した。オーロラを通して自然環境や空への関心を高め、子ども達に伝える有意義なトークショーとなった。

 若竹小1年の池田さん親子は「良かった。空が綺麗だった」、「行ってみたい。星空に興味があった。子どもが動物が好きなので良かった」と、感想を述べた。

 たんぽぽ文庫の中野由美子代表は、「以前に中垣さんの講演を聞いたことがあり、オーロラダンスという写真集を見たこともあって、今回の講演が実現した。たんぽぽ文庫は、本の貸し出しだけではなく、なえぼ写真の会を行ったり、自然を親しもうとバスハイキングを行ったりしている。本のある環境を作り、ただ読めばよいのではなく、生きる力を身につけながら子育てを応援していきたい」と話していた。

 民営図書館たんぽぽ文庫(入船2-5-1)の開館日は、火曜・金曜は14:00から17:00まで、第2土曜日は11:00から15:00。

 11月12日(土)はバザー、13日(日)は文庫まつり(工作・ゲーム・くじ・たんぽぽ文庫劇場)を予定している。

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