秋だ!シャコだ!ホタテだ! 「第4回おたる産しゃこ祭」


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 「第4回おたる産しゃこ祭」が、11月19日(土)〜20日(日)10:00〜15:00、運河公園(色内3、旧日本郵船小樽支店前)で開催される。また、同時に「小樽産シャコ・ホタテフェア」が、19日(土)〜23日(水・祝)に、各参加店舗で行われる。主催は、小樽漁協協同組合、社団法人小樽観光協会、小樽産しゃこブランド化推進実行委員会。
 小樽沿岸では、秋シャコ漁が盛んに行われている。小樽産のシャコは、1尾Lサイズ50gもあり、他では見られない大きさで、味も良い。同実行委では、小樽観光の起爆剤のひとつにしようと、小樽産「秋シャコ」の知名度アップとブランド化を目指している。地域経済の活性化に寄与することを目的として、市民や観光客に向けたアピールの場として「しゃこ祭」を開催している。
 また、今回は同時に「小樽産シャコ・ホタテフェア」を開き、小樽産ホタテも取り上げる。昨年は2万から3万人の人出があり、シャコの知名度は増えたが、次のステップとして、小樽の歴史あるホタテを知らせようと、第1弾として、漁獲量の安定している小樽産ホタテを取り上げる。
 イベントは、ゆでシャコ・焼シャコ・シャコ浜鍋実演販売、小樽市漁協による実演販売、小樽産ホタテの販売コーナーなどが用意される。
 小樽産海産物の販売では、シャコ醤油やシャコだし、たれの販売、出店者17店舗による各種創作料理の販売。会場での購入者を対象に、「小樽産シャコ・ホタテフェア」参加店の食事券などが当たるお楽しみ抽選会を企画。
 昨年から小樽商業高校とのコラボイベントも企画。パネル展示やクイズ出題、オリジナル缶バッチのプレゼント。生徒が取材したシャコ漁の様子や漁師さんの素顔をビデオで放映する。市内幼稚園へぬり絵を配布し、作品を会場で掲示。会場で配布する缶バッチを持って市内の協力店へ持って行くと、特典が受けられるキャンペーンも実施する。
 秋シャコは、6〜7月に産卵し、秋にかけて餌を獲り身を蓄えるため、身肉の良いのが秋シャコの特徴で、年間約55トンの漁獲量がある。10月15日に解禁になったばかりで、祭りでは、4万尾を用意する予定。
 また、11月18日(金)14:00から運河プラザ3番庫を会場に、徳島大学総合科学部社会創生学科・浜野龍夫教授による「小樽のシャコが日本一!だと宣言する理由」、「日本一の小樽のシャコ、その生態と研究秘話」についての講演を予定している。
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