ダンスの輪が広がる 三世代交流の競技大会

 「第6回札幌圏ダンススポーツ競技大会・第4回おたるダンススポーツ競技大会・第4回全国ジュニアダンススポーツ、スポーツ少年団交流大会」が、10月16日(日)、いなきたコミュニティーセンター体育館で開催された。主催は札幌圏ダンススポーツ連盟。参加者は51組・102名。小樽のダンスうんどう塾から6チーム・75名が参加した。

 群馬県ジュニアダンススポーツクラブ伊勢崎所属、菅原一樹君・三橋櫻さんペアが元気に選手宣誓をした。日中親善として、北京より北京華嘉専修学院所属の2組・4名の選手と学院長他1名も参加した。

 9:40より、ジュブナイル部門、種目はサンバとチャチャチャの7組のエントリーで開始され、次々と競技が始まり、会場は華やかな衣装で真剣に踊る選手の熱気に包まれた。

 小林英夫副実行委員長(ダンスうんどう塾本部塾長)は、「少子高齢化が進む中、三世代でダンスをする。おばあちゃん達とチームを作り、組んで若者と同じフロアーで戦う。年齢を超え、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒にひとつの輪で踊り、三世代交流が実現された。ダンスうんどう塾とは、新しい分野として、楽しみながら自分でもびっくりするような思い出を作ってもらいたい」と話す。

 恵庭から出場の大野ダンススクール所属の軍司遥香さん(小学4年)と吉野椋哉君(小学6年)は、ペアで出場。「楽しかった。凄い人ばかりなので、負けていられない」と話し、ダンスを始めて1年半、日々、練習・努力を重ねている。吉野君のお母さんは、ダンススクールの先生でもあり、「初めは、親がやらせていたが、最近では、本人もダンスが好きになり、練習に励んでいる。3〜4年後が楽しみ」と話した。

 大野ダンススクール代表は、「今回出場した子ども達は、始めて1年半だが、がんばっている。日々成長が見え、やりがいがある。小樽の大会は、レベルが高く面白い。子ども達も真剣に頑張っている」と感想を述べた。