並木病院局長が本会議中"居眠り" 市長提案説明の真っ最中



 小樽市議会の第3回定例会が9月7日(水)から始まった。
 提出議案の市長提案説明の最中に、理事者席の各部長の最前列の席を占める、並木昭義病院局長が、始まったばかりの初日冒頭の本会議場で、市長説明にも知らん顔で、コックリ、コックリ居眠りを続けていた。
 しかも、市長提案のなかには、病院局長が担当している病院事業に関する議案も提案され、まさにその説明が市長からなされている真っ最中の出来事。
 本社のカメラは、その模様をくっきりと映し出していた。本会議の初日の始まったばかりの時間に、自らが関係する議案の市長提案説明中のことだけに、市長やj議会、さらに市民を馬鹿にした居眠りと映る。
 議場では、本社のカメラは、先に、議員の居眠りも捉え大きな反響を呼んでいた。これが今度は理事者にも及んだが、今回は、さすがに、居眠りをする議員は見られなかった。
 並木局長は、議場では普段でも足を投げ出して座り、目を閉じて寝ていることも多く、議員からもその態度が悪いとの指摘もなされていた。局長は、市立病院の統合新築の最高責任者でもあり、病院局を指揮監督する立場にある。
 今回の居眠りは、9月議会初日の、しかも、市長提案説明中のことだけに、ちゃんと起きて職務を遂行すべき公務員である立場をすっかり忘れ、緊張感のなさを露呈した。市長が市役所挙げて、市民の信頼回復を目指している中での、市幹部職の仕業だけに、簡単には看過できないものがあり、その責任は極めて重いものがある。
 中松市長のよく通る声を子守唄に、微動だにせず、居眠り三昧を楽しめる小樽市議会本会議とは、一体何なのか。
 市職員の意識改革は、まずは、並木病院局長から始めるべきか。