今夏で最後の「いか電まつり」  協賛金集めに四苦八苦


ikadenfes.jpg 小樽の下町・手宮の8月恒例イベント「おたるいか電まつり」が、今夏の8月27日(土)・28日(日)開催の22回目で、最後を迎えることになった。
 同祭りは、手宮地域の活性化を目的に、周辺商店主たちが実行委員会を結成し始めた野外イベント。いか釣り船の集魚灯で、会場を明るく照らすのが特徴で、毎年、多くの市民が繰り出し、地域の賑わいを創り出してきた。「小樽の夏の地域性ある景観として定着している」として小樽市都市景観賞を受賞した。こちら
 手宮の恒例イベントとして成長し、今年22回目を迎えることになったが、同実行委は、毎年協賛金集めに苦慮するようになったことなどを理由に、「最後のいか電まつり」にすることを決めた。山下秀治実行委員長は、「20年、手宮の活性化を目指して続けてきたので最後となることは残念。しかし、来年は別の形でイベントを開催したいと思っている」と話す。
 会場では、香ばしいいか焼やつまみ、ビールを楽しむことが出来る。カラオケ大会や海産物オークション、子供の早食い大会などのイベントが企画されている。同実行委では、現在、協賛金集めに奔走している。