市議会予算特別委 議案・報告を可決・承認


 小樽市議会は、7月12日(火)の第2回定例会予算特別委員会総括質疑で、全会一致・賛成多数で負託議案と報告を可決・承認した。
 各会派所属委員は、周産期医療助成や病院の業務委託、市民プール、防災計画、学校給食共同調理場、企業誘致、小樽港などについて質疑を行った。
 この中で、安斎哲也議員(一新小樽)は、新市民プールの規模について質し、小樽市教育委員会は、「アンケート調査や利用団体からは、公認 の25m・8コース、幼児用プールなどが要望されており、小樽市教育委員会としても、これをベースに、5,000平米の適地を探したい」と明らかにした。
 小貫元議員(共産党)は、新共同調理場について、「銭函までの搬送で、衛生管理基準の時間を超えている」と指摘し、自校給食を求めた。
 鈴木喜明議員(自民党)は、企業誘致促進事業費(ホームページ作成)について、「企業誘致に力を入れるなら40万円の予算ではなくもっとつけるべき」と指摘。市は、「震災があったため積極的な誘致は出来ない」とした。
 採決では、共産党は、「新共同調理場では衛生管理違反を続けることになり大問題」(中島麗子議員)とし、平成23年度一般会計補正予算と調理場の敷地取得に関する議案について反対したが、賛成多数で可決された。一新小樽は、「共同調理場の土地取得の経緯・経過、建物の解体費の見解が市と違うためもう少し審議をさせて頂きたい」と継続審査を主張したが否決され、棄権に回った。
 ◎可決された議案・報告
 平成23年度小樽市一般会計補正予算
 国民健康保険事業特別会計補正予算
 住宅事業特別会計補正予算
 産業廃棄物処分事業特別会計補正予算
 不動産の取得について
 小樽市過疎地域自立促進市町村計画の変更について
 専決処分報告[平成23年度小樽市一般会計補正予算]