塩谷・忍路中、祝津小の学校再編は25年4月 市教委が報告


 小樽市議会の「学校適正配置等調査特別委員会」(北野義紀委員長)が、6月22日(水)13:00から、市役所別館第2委員会室で開かれた。
 小樽市教育委員会は、塩谷・長橋地区の中学校の再編について、長橋中学校の耐震化工事が2011(平成23)年度・2012(平成24)年度の2ヵ年で終了することから、 2013(平成25)年4月を目途に、塩谷・忍路の2中学校を長橋中学校に統合する案を懇談会で明らかにしたことを報告した。
 また、高島地区2小学校の統合について、祝津小学校を高島小学校に統合することにし、児童の事前交流を1年間とり、最短で2013(平成25)年4月になるとの案を示したことを明らかにした。
 委員からは、「廃校の跡地利用について、東日本大震災の影響で避難所として残して欲しいとの要望が増えると思う」、「協議会での話し合いで唯一出てこないのが子供の意見。総合学習で、子供たちが新しい自分たちの学校をつくるチャンスに活かすような取組みはどうか」、「アンケートを取って子供たちの声を聞くのではなく、直接話を聞くようなことは出来ないのか」などの意見が出された。