消防士の安田さん 全日本アームレス-75kgで優勝


arms-yasuda.jpg 昨年の「アームレスリング」世界選手権(アメリカ・ラスベガス)で4位に入賞した小樽の安田幹夫さん(61)が、5月3日(火)に埼玉県で開かれた「第18回全日本マスターズアームレスリング選手権大会」で、-75kgで優勝、無差別(+75kg)で2位となった。
 世界で一番小さいスポーツ「アームレスリング」。消防士の安田さんは、小樽ボディビルセンター(若竹13)に所属。日々、トレーニングを続け、マスターズ(40代)の全日本チャンピオンの常連で、強豪揃いの世界大会にも出場し、好成績を残している。
 今回の全日本選手権では、優勝した-75kgのほかに、階級が関係無い最強の無差別(+75kg)との2冠を目指した。
 参加選手8人のうち5人が世界大会出場者というハイレベルな戦いとだったが、ファイナルに進出。相手選手は安田さんより20kg上の90kg級で、「スピードが勝負」と挑んだが、残念ながら肘が浮いたとの指摘で失格となり2位に終わった。
 「パットについて負けたわけじゃない。1年間頑張れば勝機はある。無差別で優勝するには60代の前半のうち。どんどん下の年齢の人が上がってくるが、来年もう一回挑戦する」と意気込んでいる。
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