東北地方太平洋沖地震 市が消防・専門職を派遣


 小樽市(山田勝麿市長)は、15日(火)、東北地方太平洋沖地震の被災地へ、消防隊や水道・下水道などの専門職を派遣すると発表した。
 派遣するのは、消防隊員、水道・下水道、保健師などの専門職とボランティア。
 消防隊員は、高規格救急自動車1台・3名、資機材搬送車1台・2名の計2台・5名。3月16日(水)09:50に、市長室で出発報告を予定しており、石巻地区で救援活動を実施する。期間は1次隊として1週間程度。
 水道・下水道関係職員は、日本水道協会北海道地方支部から、道央地区協議会(小樽市)に出動要請があったことを受け、第1陣として業者を含む13名。10日間程度の派遣予定。
 保健師は、厚生労働省健康局から照会があったことから、2名の派遣を検討している。
 ボランティアは、受入れ態勢が整い次第実施するという。
 また、当初派遣する予定だった応急危険度判定士は、受入れ側の都合によって中止となった。
 このほか、物資支援として、ペットボトル「小樽の水」(500ml)を10,000本を送る。小樽典礼の霊柩車1台・3名を派遣。被災者に市営住宅8戸を提供する。
 義援金は、15日(火)から始まり、市役所庁舎や水道局庁舎、保健所、サービスセンターなど市関連施設に25ヵ所募金箱を設置した。この取組みは、商店街や学校、美容室でも広がりを見せている。口座振込みも可能。日本赤十字社東北関東大震災義援金 00140-8-507へ。