ダーツの真剣勝負に600人 「第10回小樽投矢祭り」開催 


darts1.jpg 「ナイストン」。「ナイストライ」。12月12日(日)、全国各地から約600人のダーツプレイヤーが、ウイングベイ小樽(築港)に集まり、 「D-TOUR HOKKAIDO 2010 FINAL STAGE」として開かれた「第10回小樽投矢祭り」を楽しんだ。
 「第10回小樽投矢祭り」は、同実行委員会(三浦海慧実行委員長)の主催。市内の飲食店3店舗で始まった大会で、当初、参加プレイヤーは50人程度だった。プレイヤーたちは会場となった3店舗を回りながら競技を続けていた。
 小樽でも近年ダーツブームが広がり、飲食店3店からグランドホテルやレストラン三幸など大会会場を拡大。3年前からは、同ショッピング施設の1番街4階の大きな空きフロアを使って毎年開催している。
 10回目の今年は、これまでで最多の約600人のプレイヤーが参加。北は稚内、南は沖縄など全国各地から集まった。会場には、70台のダーツマシーンがフロアにずらりと並んだ。プロ資格を持つ選手5人も参戦した。中には、最年少の小中学生ペアも。
 競技は、ダブルス・シングルの「501」と「クリケット」ゲームの2種類。上級から初心者までの5段階のレベルに分かれて行われた。「501」ゲームは、501の持ち点を早くゼロにしたチーム・選手が勝利する。「クリケット」は、20から15の数字と中央”ブル”の7ヵ所の陣地を抑えると勝ちとなる。これらのゲームを1回ずつ行い、引き分けとなったら、もう一度「501」ゲームで勝敗を決める。
darts2.jpg ダーツは、お酒を飲みながらも楽しめる競技で、プレイヤーたちは、ビールやカクテルで顔を赤らめながら熱い戦いを繰り広げた。会場には、「ナイストン」(100点以上得点した時)、「ナイストライ」(惜しかった時)など、ダーツ用語が次々に飛び交った。
 小中学生ペアの前田未夢ちゃん(向陽中2年)と星野海くん(稲穂小6年)は、「家にもダーツマシンがあり、毎日練習している。何回も大会に出場しているので今日も勝つ自信があります。緊張するけどワクワクする。楽しい」と大人たちと肩を並べて1投1投の真剣勝負に興じていた。
 この第10回を記念し、同実行委員会では、大会運営費の一部から小樽市にチャリティ募金することにしている。
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