外国人が日本文化体験 茶道や華道に興味津々



 小樽在住の外国人を対象とした「在住外国人日本文化体験会」が、10月30日(土)、小樽市生涯学習プラザ「レピオ」(富岡1)で開かれた。
 小樽市と小樽市文化団体協議会が、「日本の伝統的な文化の体験を通して、日本文化に対する理解を深めてもらう」ことを目的に毎年開催。今年17回目。
 今回は、中国・ロシア・アメリカ・オーストリア・フランス・ベトナムの6ヶ国・16人が参加し、3つのグループに分かれ、茶道、華道、ちぎり絵を40分ずつ順番に体験した。
 茶道では、慣れない正座で足が痺れる人や最後まで正座を崩さない人などそれぞれ。中には、正座をしながら茶を点て、「どうぞお召し、あがり、ください」などと片言の日本語で振舞う参加者の姿も。華道では、その花の特徴やいけ方を熱心に学び、日本文化の奥深さに興じる人も。
 アメリカのジェツップ・ジェイコブ・ライアンさん(23)は、「抹茶も和菓子も美味しかった。初めて茶道を体験し、良い経験になった」。中国のサイ・カサンさん(19)は、「日本のカルチャーを学ぶことが出来てすごく嬉しい」と日本文化に興味津々となっていた。